2016年3月17日木曜日

山宮神社の森が文化庁から「ふるさと文化財の森」に指定されました!

淺間神社摂社 山宮神社は、神社から2、5キロ東南の山中に鎮座しています。
今般 その森が文化庁から「ふるさと文化財の森」に設定されました。

これは、国宝や重要文化財(山宮神社本殿)などの文化財建造物を修理し、後世に伝えていくために、木材や檜皮、茅、漆などの資材の確保と、これに関する技能者を育成することが必要とされ
文化財建造物の修理に必要な資材のモデル供給林及び研修林となる「ふるさと文化財の森」を設定、修理用資材を通じて文化財保護への理解を深めることを目的にされています。

今回全国で、6カ所が設定され、全国で68か所に、県内では甲州市の雲峰寺境内林に続いて2番目の指定になります。

今後は、境内林の檜皮を剥がす作業(檜皮葺屋根の材料になります)を、参拝者や子供達に見ていく研修、学習の機会を設けたいと考えています。

写真は境内林をいく 山宮神輿 前方に檜皮を剥いた檜が見えます。